髪を寄付しませんか?ヘアドネーションの条件や注意点のまとめ!
こんにちは。
ちゃめめ(@chameme)です♪
今回は、最近話題の「ヘアドネーション(Hair Donation)」についてのまとめ記事です。
ヘアドネーションって何ぞや?という最初の一歩から、条件・注意点~発送方法まで順番に説明していきます。
ヘアドネーションとは?
ヘアドネーションとは、英語でHair Donationと書きます。
Heirは「髪」、Donetionは「寄付、寄贈」という意味の通り、髪を寄付することです。
そして、寄付された髪からウィッグを作成し、小児がんや脱毛症、事故などによって頭髪を失ってしまった18歳以下の子ども達に無償で提供する活動のことです。
柴咲コウさんやダレノガレ明美さんなどの芸能人が拡散したことから認知度が上がってきています。
最近では、小学生の男の子が髪を伸ばしてヘアドネーションをしたことがニュースになりました。
環境や根気は必要になりますが、ヘアドネーションは誰でも参加することが可能です。
寄付したいけどどうすればいい?
寄付したいと考える方は条件や注意事項があります。
せっかく綺麗に伸ばした髪が無駄にならないよう、よく読んで理解してから寄付するようにしましょう!
条件
寄付する髪がウィッグとして生まれ変わるための条件は2つあります。
①髪の長さ
髪の長さは31cm以上必要です。
31cm未満の場合、美容師さんがカットの練習で使用するためのウィッグに使われることもあるそうですが、寄付された髪からウィッグを作成しているNPO法人「JHD&C(ジャーダック)」では、2020年6月1日以降、31cm未満の受け入れを停止しております。
他の団体では受け入れてもらえるかもしれませんが、31cm未満では医療用のフルウィッグを作成することができませんので、31cm以上伸ばしてからヘアドネーションをすることを強くおすすめ致します。
31cm以上と言われても・・・自分の髪の長さってわかりにくいですよね。
家族と同居している方でしたら家族に実際に定規やメジャーをあててもらい、「あとどれくらいで31cmに届くのか?」や「31cm切った場合、どのくらいの長さになるか?」を教えて貰うと、切った後のイメージもしやすいかと思います。
自分一人でお手軽に計測する場合に、身近で参考になりそうなものは以下のようなものです。
・ A4用紙の縦の長さ(297mm)
・ サランラップ(30cmのもの)
手元に定規がない時やだいたいの長さを知りたい時に便利です♪
②髪の傷み
髪の痛みは、軽く引っ張っただけで切れてしまうほどのダメージでなければ大丈夫です。
ロングヘアーを綺麗に保つのは大変です・・・。しかし、少し変色してしまっていたり、痛みがいつもより多くても寄付することができます。
髪の色は、白髪が混ざっていたり染めた髪などでもOK!年齢や国籍も関係ありません!
また、パーマをかけていたり癖毛であっても寄付できます!
切る
切る方法は自宅でセルフカットする方法と美容院でカットしてもらう方法の2つがあります。
1つずつ説明していきますね。
①自宅で切る
自宅で気軽に思い出にできる、セルフカットの方法と注意点をご紹介します♪
まず髪が完全に乾いているか確認しましょう!
シャンプー後に髪の毛をドライヤーで乾かしても、毛束の内部は湿っています。
湿った髪の毛は雑菌やカビが繁殖しやすく、他の方の髪の毛と混ざると全体がダメになってしまいます。
自分の送った髪だけでなく、他の方が送った髪まで台無しになってしまいますので、髪を切るすぐ前にシャンプーをしたり、生乾きのまま切ってしまわないようにじゅうぶん気を付けましょう・・・!
31cm以上で切りたい長さを決め、髪を細い束に分けてゴムで強く結んでいきます。
ゴムで結んだ1cm上を切ることになるため、切りたい長さの1cm下をゴムで結ぶと覚えているとわかりやすいです!
切った髪は清潔な場所に置いたり保管するようにしてくださいね。
セルフでは大変だと思われる方もいらっしゃると思いますが、家族に切ってもらったり自分で切ることができるため、セルフカットでのヘアードネーションはとても素敵な経験になると思います♪
是非トライしてみてくださいね!
②美容院で髪を切ってもらう
美容院で切ってもらう場合は、まずヘアドネーションに賛同をしてる美容院かどうかを確認しましょう。
ヘアドネーションに賛同をしていない美容院でもできることはあるそうですが、間違った方法で髪が寄付に適さない状態になってしまう可能性がありますので、賛同をしている場所で切ってもらうのが安心です。
いつもの美容院が賛同していない場合や、行きつけの美容院がない場合はこちらから賛同している美容院を検索することができます。
美容院で予約する際には「ヘアドネーションをしたい」ことを伝えるのを忘れないようにしましょう。
美容院に到着したら、美容師さんに残したい長さなどの要望を伝えて、あとはお願いすれば大丈夫です!
また、切ってもらった髪は持ち帰ることになるため、髪を持ち帰るための清潔な袋を持って行くことを忘れずに!
※美容院によっては、髪を代行で発送して下さることもあったようですが、NPO法人「JHD&C(ジャーダック)」では、2020年7月1日以降、髪の送付は自分自身で行うことに統一されました。
送る
髪を無事切り終えたらドナーシートを記入します。
ドナーシートとは、ドナーの情報(性別・年齢・都道府県)とドネーションヘアの状態(カラーやパーマをしているか・その他の化学処理をしているか)を伝えるためのものです。
ドナーシートはこちらから印刷できます。
※ドナーシートは任意で記入するもののため、無理のない範囲で記入されてくださいね。
切った髪とドナーシートを封筒に入れて送ります。
発送方法は、追跡機能のあるレターパックやヤマト運輸がおすすめされています。追跡機能があることで、無事自分の髪が団体に届いたか自分で確認できるので是非利用してみてくださいね。
NPO法人「JHD&C(ジャーダック)」への送り先は以下になります。
〒530-0022
大阪市北区浪花町13-38 千代田ビル北館7A
JHD&C ヘアドネーション係
宅配便記載用電話番号 06-6147-5316
まとめ
◎ヘアドネーションは、寄付された髪からウィッグを作成し、小児がんや脱毛症、事故などによって頭髪を失ってしまった18歳以下の子ども達に無償で提供する活動のことです。
◎寄付する髪の長さは31cm以上で軽く引っ張っても切れなければOK!髪色・国籍・年齢・性別は関係ありません。
◎セルフカットする場合でも美容院に行く場合でも、必ず髪が完全に乾いている状態でカットをしてください。
◎発送は、ちゃんと届いたか自分自身で確認ができる追跡機能のある方法(レターパックやヤマト運輸など)がおすすめです。
実はつい先日、筆者はヘアドネーションをして参りました~!
不器用なのでどう考えてもセルフカットは無理だなぁと思い、賛同している美容院でお願いしました。
30cmの髪の毛は3年分とも言われていますので、まだ何度も寄付できるなぁと次の髪も大事に伸ばしていこうと思います。
現在は私の母がヘアードネーションをしたい!と頑張って伸ばしておりますので一緒にヘアドネーションできたらいいなぁと密かに思っています。笑
ヘアドネーションの体験レポートはまたの機会に記事にしようと思っておりますのでお楽しみに!
この記事でヘアドネーションに興味を持って下さる方がいらっしゃいましたら嬉しく思います。
それではまた次の記事でお会いしましょう♪
www.jhdac.org